リール130万再生の冒頭テロップを分解|伸びる出だしの作り方

映像編集とブランドブックの机

130万回再生された、Instagramのリールがあります。
自分のアカウントで公開した、亡くなった人とのつながりをテーマにした動画です。

この動画を開いて、最初に目に入る一文は、これです。

亡くなった人が
あなたに会いに来ている
5つのサインがあります。

この一文を、分解してみます。
リールの出だしを考えている方の、手がかりになればうれしいです。

どんなリールだったか

テーマは、亡くなった人とのつながり。
「夢での再会」「理由のない安心感」といった、日常で感じる不思議な体験を通して、大切な人がそばにいるかもしれない、という話をやさしく伝える内容です。

抽象的で、感情に近いテーマです。
押しつけにならないように、短いストーリーと、共感できる言葉を重ねました。

結果として、いいねは1.7万、コメントは1,500件を超えました。
コメント欄には、「ありがとう」の言葉が並んでいます。

冒頭の一文を、3つに分けて見る

この一文には、3つの要素が入っています。
意図的に狙ったかどうかより、結果として何が起きているかを見てみます。

1. 数字で、先を約束している
「5つのサインがあります」と言われると、見る側は、5つ数えたくなります。
最後まで見る理由が、最初の一文の中に入っています。

2. 一人に向けて、話している
「あなたに」と、はっきり呼びかけています。
多くの人に向けた言葉より、一人に向けた言葉のほうが、自分のことだと感じやすい。
指を止める力は、ここにあると考えています。

3. 言葉と同時に、映像が意味を運んでいる
窓辺に座る人の、すぐ隣に、淡く光る人影。
言葉を読み終える前に、何の話なのかが、映像から伝わります。
説明を足さなくても、世界観がそこで決まります。

そのあとの流れ

冒頭のあとは、こう続きます。
懐かしい香り。
夢の中での再会。
理由のない安心感。

誰もが、どれかに思い当たる体験です。
特別な話ではなく、日常の中にある話にしたことで、自分のこととして受け取ってもらえます。

最後に頼んだことは、ひとつだけでした。
画面を2回タップしてみてください。
行動を一つに絞ると、迷わずに動いてもらえます。

自分のリールに置き換えるなら

  1. 誰に向けるかを、一人決める|「みなさん」ではなく、一人の顔を思い浮かべる
  2. 先を約束する|数字でも、問いでも。見終わったときに何が手に入るかを、最初に見せる
  3. 映像でも、同じことを言う|言葉だけに頼らず、1枚の絵で世界観を伝える
  4. 頼むことは、一つにする|保存、シェア、コメントのどれか1つ

業種が違っても、考え方は同じです。
飲食でも、サロンでも、教室でも。
最初の一文で、誰に、何を約束するのか。
そこが決まると、そのあとの構成が、ぐっと楽になります。

氣をつけたいこと

130万回という数字は、同じ型を使えば誰でも再現できる、という意味ではありません。
テーマも、アカウントの積み重ねも、タイミングも、結果に関わっています。

数字を入れれば伸びる、という話でもありません。
約束した内容を、ちゃんと見せること。
それを守らないと、最後まで見てもらえず、信頼も落ちます。

リールの出だしで、迷っているときは

自分では当たり前に思えることが、出だしの一文にすると、強い言葉になることがあります。
第三者の目で見ると、見つかりやすいです。

マッタ創作所では、リールの企画から編集、運用まで、一緒に考えています。
詳しくはサービスに書いています。
実際の数字は制作実績にまとめています。

山形・庄内で依頼を考えている方は、依頼先の選び方も、あわせて読んでみてください。

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